お客様起点で機能を拡充!トヨクモが見据えるkintone連携サービスの方向性

お客様起点で機能を拡充!トヨクモが見据えるkintone連携サービスの方向性

サイボウズのパートナー評価制度Cybozu Partner Network Report(通称:CyPN Report)2025にて、トヨクモ株式会社のkintone連携サービス6製品すべてが3年連続で星を獲得。kintone連携機能を備えたトヨクモ スケジューラーも2年連続で星を獲得しています。

今回は、マーケティング本部 プロダクトマーケティング部 部長の中井 康喜 氏と、マーケティング本部 CSグループの田中 千紘 氏に、受賞の喜びと最新の取り組みについてお話を伺いました。

■ 製品概要
kintone同様簡単操作でkintoneをもっと便利にする定番6製品は、計14,000件以上のご契約。
グループスケジューラーであるトヨクモ スケジューラーも提供。

■ kintoneとの連携内容
FormBridge(フォームブリッジ)|kintoneライセンスのない人がkintoneにデータを直接登録
kViewer(ケイビューワー)|kintoneライセンスのない人にkintoneのデータを公開
PrintCreator(プリントクリエイター)|kintoneから1クリックで書類作成
kMailer(ケイメーラー)|kintoneの情報をもとにメールを送信
DataCollect(データコレクト)|複数のkintoneアプリをまたいでデータを集計
kBackup(ケイバックアップ)|kintoneのデータをカンタンにバックアップ
トヨクモ スケジューラー|kintoneと連携するグループスケジューラー

昨年に引き続き、7つの連携サービスで星を獲得

昨年と同様、CyPN Report 2025においても、エクステンション部門で6製品すべて、アライアンス部門でトヨクモ スケジューラーが星を獲得しました。率直な感想をお聞かせください。

田中:このような評価をいただけると、自分たちの製品が多くのお客様に使っていただいていることを実感できます。率直にうれしく感じています。

中井:大変光栄に思っています。トヨクモでは、常にお客様起点で事業を推進しており、お客様が本当に求めているところを把握し、 要望が多い機能から開発・実装してきました。今回も、そのような方向性をユーザーの皆様、パートナーの皆様、サイボウズさんに評価いただいた結果と捉えています。引き続き皆様に恩返しできるよう、サービスの追加・改善やコンテンツの拡充に努めていきたいと思います。


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3年連続でトヨクモ様が提供されているkintone連携サービス6製品すべてが星を獲得されています。kintone 連携サービスの開発コンセプトと重視されているポイントを教えてください。

中井:簡単・シンプルで、プログラミング知識がない方でも使いやすいデザインにこだわったUI/UX設計を心がけています。100名に満たない規模の会社でありながら、現在6名のデザイナーが在籍しており、デザイン面には特に力を入れています。また、導入されたお客様の事例、現場からの声を積極的に発信し、同じ業務課題を持つ方へ届けることにも注力しています。こうした取り組みが評価をいただいた要因だと考えています。

大規模な導入事例と、テンプレートギャラリーの公開


最新の導入実績、導入傾向の変化など、この1年の進展状況についてお聞かせください。

中井:現時点で連携サービスの契約数は14,000件を超えており、導入企業は順調に増加しています。なかでもFormBridgeの契約数は4,000以上、他の連携サービスも契約数が増えている状況です。また、kintone連携サービスにログインするための認証システム「Toyokumo kintoneApp認証」に関しても、昨年 利用ユーザー数50万人だったものが、現在は70万人を突破しています。数千人~数万人規模の対象ユーザーと情報共有しているといった事例も増えており、弊社のサービスを利用して、外部連携でkintoneを活用するお客様が徐々に増えている印象があります。


田中:ここ1年で変わったと感じているのは、大規模な導入事例がさらに増えているところです。弊社では自治体/エンタープライズ向けの事業を拡大しており、FormBridgeとkViewerでエンタープライズ向けのコースを用意し、混雑状況と待ち時間の目安をユーザーに提示する「仮想待合室」の機能を提供しています。また、マイナンバーカードを利用した本人確認機能も提供を開始し、より信頼性の高いユーザー認証が可能になりました。こうした機能拡充も、大規模利用が増加した要因と考えています。

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マーケティング本部 CSグループの田中 千紘 さん

中井:最近の取り組みとしては、FormBridgekViewerkMailerPrintCreatorでテンプレートをダウンロードして利用できる「テンプレートギャラリー」の提供も開始し、想定以上のお客様にご利用いただいています。


田中:これまで画面デザインを自社のイメージに寄せたいと考えた場合、お客様ご自身でCSSやJavaScriptでコードを書いてカスタマイズする必要がありましたが、テンプレートギャラリーを利用すれば、好きなデザインを選んで簡単にデザインを変えられます。お客様からは見た目や機能を簡単にカスタマイズできるようになったと評価いただいています。

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ユーザーの要望から生まれる新機能


今回受賞した6製品の機能追加・アップデートに関しての最新トピックを教えてください。

中井:kintone連携サービスの機能拡張は継続的に行っています。最新のトピックとしては、PrintCreatorに電子契約の機能を追加し、kintone上で書類関連の業務を一気通貫で行えるようになりました。またFormBridgeでは、日本郵便が提供しているデジタルアドレスからの住所自動取得機能の提供を開始し、入力負荷・入力ミスの軽減を実現しています。

田中:kMailerにはプロフェッショナルコースが追加され、シナリオメールや配信結果を分析する機能が利用できるようになりました。ユーザーの行動やkintoneのステータスに応じて条件分岐し、自動的にメールを配信できる機能で、よりパーソナライズされたユーザーコミュニケーションを実現します。メールマーケティングを強化したいというニーズに応えられる機能として提供しています。

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マーケティング本部 プロダクトマーケティング部 部長の中井 康喜 さん

中井:近年注力している大規模活用のトピックとしては、ユーザーライセンスの追加が可能となりました。これまではサービスのオーナー(契約者)のみにライセンスを付与し、メールアドレスを共有して複数名がアクセスするという利用方法を想定しており、セキュリティ面、管理面で課題を抱えていました。今回、ユーザーライセンス追加機能を実装することで、複数のユーザーでセキュアかつ効率的に利用いただけるようになりました。

田中:現在は管理者の追加だけですが、近日中に「編集者」のユーザーライセンスも追加できるようになる予定です。ユーザーによって異なる権限を付与することで、大事な設定を変更してしまったり、意図せずに削除してしまったりといったリスクを軽減することができると考えています。



導入企業がkintone連携サービスをどう活用し、どのような効果を得ているのか、特徴的な事例をお聞かせください。

中井:複数のサービスを組み合わせて効果的に活用されているお客様が増えている印象です。最近では、長崎大学様が、PrintCreatorFormBridgekViewerkMailer4サービスを導入され、学内外の申請業務をペーパーレス化。年間で約1,800時間の業務時間削減に成功しています。

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引用:国立大学法人 長崎大学 様|活用事例|kintone(キントーン)連携サービス|トヨクモ
https://www.kintoneapp.com/case/nagasaki-u


また、大手製造業の京セラ様では、FormBridgekViewerkMailerkBackupを組み合わせて、エンドユーザー向けキャンペーンの予約・申請管理・問い合わせ管理を効率化。Toyokumo kintoneApp認証でセキュリティを担保しながら、キャンペーン1つあたり約160時間の工数を削減するなど、4つのサービスを組み合わせて大きな効果を得られています。


京セラ株式会社様.webp引用:京セラ株式会社 様 | 活用事例|kintone(キントーン)連携サービス|トヨクモ
https://www.kintoneapp.com/case/kyocera

もう1つの主要プロダクト「安否確認サービス2」もkintoneと連携


トヨクモの主要プロダクトである法人向けのクラウド型安否確認システム「安否確認 サービス2」においてkintoneとの連携が可能になったと伺っています。その意図と連携の効果についてお聞かせください。

中井:250万以上のユーザーに利用いただいている法人向け安否確認システム「安否確認サービス2」では、もともとcybozu.comとの連携には対応していたのですが、cybozu.comの人事情報システムに登録されていないアルバイト・パートの方の安否も確認したいという要望がありました。そこでkintone上にリストを登録し、安否確認サービス2と同期させるための連携機能を実装しました

田中:他のシステムとの同期は安否確認サービス2にデータを取り込むだけなのですが、kintone連携機能は相互同期が可能となっています。安否確認サービスで変更したデータはkintone上にも反映されますので、二重管理を防いで業務の効率化が図れます。

また、アライアンス部門ではトヨクモ スケジューラーが2年連続で星を獲得しています。

田中:社外との日程調整も行えるグループスケジューラーとして開発しました。kintoneとデータを同期する機能を搭載しているため、お客様がkintoneにデータを追加するのと同時にスケジュールも管理したいといったニーズに応えられます。こうしたところが評価いただいた要因と考えています。

中井:kintoneとの連携機能でいうと、予定データの分析機能を追加しています。スケジュールに登録しているカレンダーのデータをkintone上で分析し、商談数や会議時間の傾向を分析したり、予定の状況をグラフ化したりできるようになりました。

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今後の展望と読者へのメッセージ


ここまでのお話を踏まえて、今後の展望についてお聞かせください。

中井:大きく2つの方向性で考えています。1つは昨年から引き続き、kintoneを大規模に活用されるユーザー向けの機能拡充を図っていきます。先ほど田中が話したユーザーライセンス追加の"編集者"権限をはじめ、大規模利用を想定した複数の機能追加を検討中です。2つ目は各サービスの機能拡充で、前述したPrintCreatorの電子契約やkMailerのシナリオメール機能といった新機能を強化するほか、お客様起点でUI/UXの改善を続けていきます。また、AI関連の新機能も検討しています。引き続きサイボウズさんとも密接に連動し、効果的なプロモーションを展開していければと考えています。

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最後に、本記事でトヨクモ様の活動と提供されている製品に興味を持った読者の方にメッセージをお願い致します。

田中:この1年は、新機能の追加や既存機能の改善、デザインの変更といった取り組みを従来よりも速いペースで進められたと感じています。なかにはお客様からご要望をいただき実装された機能もありますので、まず使っていただいて、使いづらい点も含めて率直な意見をいただければと思っています。


中井:お客様起点で活動を続けていきたいと考えています。トヨクモの製品に興味を持っていただいた方には、実際に利用されているお客様の声をお届けするようなプロモーション活動を展開していきます。その一環として、723日・24日(オンライン開催)、25日(リアル開催)で『トヨクモkintoneフェス 2025』を実施、20社以上の導入企業に登壇いただき、リアルな成功・失敗談を語ってもらいました。今後もこうしたイベントを開催していきますので、ぜひご参加ください。


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https://contents.kintoneapp.com/fes2025