トヨクモのkintone連携がすごい!定番連携サービスはユーザーの声に応えて進化を続ける

トヨクモのkintone連携がすごい!定番連携サービスはユーザーの声に応えて進化を続ける

サイボウズのパートナー評価制度Cybozu Partner Network Report(通称:CyPN Report)にて、前年度6製品で星を獲得したトヨクモ株式会社が、2年連続となる快挙。前年の定番6製品に加え、新たに新製品トヨクモ スケジューラーが星を獲得しています。

今回は、マーケティング本部 プロモーショングループ マネージャーの中井 康喜 氏と、プロモーショングループ 関西エリアリーダーの山本 珠恵 氏 にお話を伺いました。

■ 製品概要
kintone同様簡単操作でkintoneをもっと便利にする定番6製品は、計12,000件以上のご契約。
グループスケジューラーであるトヨクモ スケジューラーも提供。

■ kintoneとの連携内容
FormBridge|kintoneライセンスのない人がkintoneにデータを直接登録
kViewer|kintoneライセンスのない人にkintoneのデータを公開
PrintCreator|kintoneから1クリックで帳票作成
kMailer|kintoneの情報をもとにメールを送信
DataCollect|複数のkintoneアプリをまたいでデータを集計
kBackup|kintoneのデータをカンタンにバックアップ
トヨクモスケジューラー|kintoneと連携するグループスケジューラー

7つの連携サービスで星を獲得

昨年の6製品に加え、今回はトヨクモ スケジューラーでも星を獲得されました。まずは率直な感想をお聞かせください。

中井:昨年も申し上げましたが、大変光栄に思っています。ユーザーの皆様をはじめ、パートナーの皆様やサイボウズさんのおかげでこのような評価をいただけたと感じており、引き続き皆様に恩返しできるよう、サービスの改善やコンテンツの拡充に努めていきたいと考えています。

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マーケティング本部 プロモーショングループ マネージャーの中井 康喜 さん


山本:私はもともとユーザーとしてkintoneやトヨクモ製品を使っていまして、今年からトヨクモに入社して、主にイベント企画やコンテンツ制作などユーザー目線での活動に従事しています。今回、新たに受賞したトヨクモ スケジューラーがリリースされた際には、まだトヨクモに入社していませんでしたが、いちユーザーとして、kintoneと連携できる新たなサービスの登場にワクワクしたことを覚えています。そのトヨクモ スケジューラーが今回一つ星をいただけたことは非常に感慨深く、より多くのユーザーに使っていただけるように頑張っていきたいと、思いを新たにしております。


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プロモーショングループ 関西エリアリーダーの山本 珠恵 さん

その内昨年に引き続き、星を獲得された6つのkintone連携サービスについて、高評価の理由はどこにあるとお考えでしょうか。

中井:トヨクモは80名規模の会社ながら、デザイナーが5名在籍しており、使いやすいデザインにこだわったUI/UX設計を心がけています。こうしたユーザー目線での製品開発が、高評価をいただけている要因と考えています。




最新の導入実績など、この1年の進展状況についてお聞かせください。

中井:昨年のCyPN Report 2023で受賞した際には、6製品合わせた連携サービスの契約数が1万件とお伝えしましたが、現時点では1万2,000契約を超えております。また、トヨクモのkintone連携サービスにログインするための認証システムToyokumo kintoneApp認証の登録ユーザーも、昨年7月の時点では20万人だったのですが、現在は50万人を超え、1年で約2倍以上に増えています。


kintone連携サービスとして、トヨクモ製品の認知度は着実に広がっているのですね。

中井:そうですね。新規事業として自治体/エンタープライズ向けの子会社を設立したこともあり、昨今では大規模な導入実績も増えてきています。これまでのサービスでは、基本的にkintoneとトヨクモサービスの連携はお客様に行っていただいておりましたが、子会社による新規事業では、システム構築や運用を行うお客様へのサポートもしており、kintoneとトヨクモ製品、もしくは他社のサービスを安全に組み合わせて、自治体や大企業のビジネスをスケールさせるところに注力しています。

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お客様のニーズに応える新機能を追加

より大規模な環境での利用も促進されているとのことですが、具体的にはどのように取り組まれているのでしょうか。kintone連携サービスで新しく追加された機能についてお聞かせください。

中井:新規事業の立ち上げに伴い、FormBridgeとkViewerでエンタープライズ向けのコースを用意し、ユーザーに混雑状況と待ち時間の目安を表示する「仮想待合室」や、ユーザーが自分でアクセスできるフォームやビューを一元管理できるToyokumo kintoneApp認証の新機能「ユーザーページ」など、大規模利用・大量アクセスを想定した機能の拡充を図っています。また書類作成のkintone連携サービスとなるPrintCreatorにも、プロフェッショナルコースという上位プランを用意し、出力の権限管理やWebhook出力(リアルタイム出力)といった機能の提供を開始しています。

山本:kMailerでは、GoogleYahoo!のメール送信ガイドライン更新への対応や、複数の形式(テキストとHTML)を含んだメールを送信して受信環境に合わせて表示を切り替えるマルチパートメール機能の追加など、kintoneとメールを使ってマーケティング活動を行いたいお客様に向けたブラッシュアップを進めています。このように、様々なお客様の声から新機能を追加しております。


サービスの対象領域を拡大したことで、効果的な活用をされているお客様事例も増えているのではないでしょうか。

中井:事例を公開しているお客様だけでも、たとえば南足柄市役所様のようにFormBridge とkViewer を組み合わせて活用いただいている事例が現在約30件以上、FormBridge1製品利用ではさらに50件以上の事例があり、本当にさまざまな業務でご利用いただいています。検討中のお客様からは、同じ業種、同じ業務の使い方を参考にしたいという要望が多く、これからもお客様事例は積極的に公開していきたいと考えています。

神奈川県南足柄市役所 事例.webp

引用:南足柄市役所 様|活用事例|kintone(キントーン)連携サービス|トヨクモ
300分の雑務をkintone導入で0分に!トヨクモ連携サービスでさらに900分の作業時間削減に成功した活用法
https://www.kintoneapp.com/case/city-minamiashigara-kanagawa

SFAとしてkintoneを使いこなせる「トヨクモ スケジューラー」

今回初めて星を獲得されたトヨクモ スケジューラーについて教えてください

中井:社外との日程調整も行えるグループスケジューラーです。kintoneにデータを同期する機能が新しく追加され、kintoneSFA(営業支援システム)として利用しているお客様が同時にスケジュール管理をしたいというニーズに応えられるようになりました。

山本:日程調整URLを商談先のお客様に送信すると、お客様が調整した日時がkintoneのレコードに同期されますので、例えばマネージャーが、事業所、あるいは営業担当者ごとの活動量や進捗状況を把握しやすくなります。スケジュールと案件の紐付けが容易になることで、SFAとしての利用に対応できます。

ユーザーの声を活かす場づくり

サービスをブラッシュアップするうえでは、ユーザーの声を聞くための場が必要になってきます。

中井:そうですね。今年からお客様のコミュニティが誕生まして、さらにユーザー代表として山本も参加しているので、お客様からの声を吸い上げる環境はできていると思います。

山本:私は元々トヨクモkintone連携サービスのヘビーユーザーだったので、お客様からの声を社内に届け、社内の考えをお客様に伝えていくことがミッションだと思っています。その一環として、今年の7月に「トヨクモkintoneフェス2024」というイベントを実施し、1,993名のお客様にお申し込みいただきました。次の展開としては11月26日、27日の2日間にわたり「トヨクモkintone収穫祭」というオンラインイベントを開催します。kintoneとトヨクモ製品を活用されているユーザーさんの事例を10講演以上、YouTubeライブで配信するほか、配信期間中にはどなたでも感想を共有いただける仕組みを用意します。参加申込みはすでに開始されており、申込みと同時に製品のお試しに登録いただくと、業種や使い方で分類した60以上のユーザー事例を読める活用事例集を特典としてプレゼントしておりますので、ぜひご参加ください。

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今後の展望と読者へのメッセージ

今回の受賞を踏まえた、これからの取り組み、注力していきたい分野といった今後の展望についてお聞かせください。

中井:既存のお客様と新規のお客様、どちらにとっても価値のあるサービスとして機能の追加や改善を続け、その価値を知っていただくためのコンテンツも拡充していきたいと考えています。マーケティングの観点では、お客様のご状況に応じた価値提供に加えて、パートナー様向けの施策、子会社が担う自治体/エンタープライズ向け事業の拡大という3つが、2025年度のテーマになると捉えています。

最後になりますが、読者に向けたメッセージをお願いします。

山本:トヨクモでは「すべての人を非効率な仕事から解放する」ための活動を続けています。トヨクモkintone収穫祭などのイベントや、直接お会いして情報交換できるユーザー会も定期的に開催し、お客様とのコミュニケーションを大事にしながら、製品に還元したいと考えていますので、お気軽にご相談ください。

中井:ビジネスを成長させるうえでは、顧客起点で考えることが何よりも大切です。それを忘れずに、お客様やパートナー様に向けた施策を考えていきます。また、今年はサイボウズさんとの連動プロモーションもやらせていただきましたが、ぜひ来年以降も継続して、kintoneエコシステムの拡大に寄与していければと思っています。

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サイボウズとの連動プロモーション 中吊り広告


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