【kintone 機能強化】の AI 活用ユースケース

【kintone 機能強化】の AI 活用ユースケース

kintone でやろうと思えばできるけど、もっと簡単にできたら良いな!こんな機能があったら良いな!と kintone をさらに使いやすくしたいと思われている方も多いのではないでしょうか?

kintone は単体だけでなく、プラグインや連携サービス・構築パートナー・人材育成サービスなどを含むエコシステムが充実しており、お客様の要望に合わせてできることを大きく広げられる製品です。AI に関しても、kintone とエコシステムパートナーの AI を組み合わせることで、kintone 作業の効率化はもちろん、利用用途・範囲を拡大することができます。

今回は、 kintone の特定業種や部門に限定されない課題に対して、kintone × AI による機能強化での解決策を具体的な活用例でご紹介します!

1. 誤字脱字を見落としてしまう、チェックをするにも時間がかかる

kintone にデータを登録する際、誤字脱字を見落としてしまい、そのままデータを保存してしまうことがあります。契約書、提案書、報告書など、ビジネスの場で使用される文書に誤字脱字が多いと、社内での個人の評価が下がったり、そのデータを外部に公開した際には、組織全体の信頼性や専門性が疑われたりする可能性があります。しかし、誤字脱字のチェックにはより多くの時間が必要であり、ヒューマンエラーを完全に防ぐことは難しいです。

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報告内容の AI による自動誤字脱字チェック


ノベルワークス社の「AI ソリューション開発」のサポートを利用すれば、kintone のデータ保存時に自動で誤字脱字のチェックができます。 テキストとして入力されたデータに対して、AI がリアルタイムで誤字脱字を検出し、文脈に応じた修正提案をおこないます。人が追加の時間を確保せずとも、AI による自動誤字脱字チェックでデータの品質を向上させることが可能です。

2. kintone 内の情報をすぐに探し出せない、条件指定による検索が面倒

kintone に登録されたデータが増えると、ほしい情報を探すのに時間がかってしまいます。また、必要な情報を毎回条件指定して検索するのが面倒に感じることがあり、時には条件を指定しても検索が上手くいかずに探し出せないこともあります。

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kintone の文字列一致でない検索(ベクトル検索)

前項でも紹介したノベルワークス社の「AI ソリューション開発」のサポートを利用し、kintone のデータを AI が扱いやすい形(ベクトル化)にすることで、文字列が完全に一致しなくても似ているものを見つけ出すことができます。これにより、ユーザーの意図により近い検索結果が返ってくるので、必要な情報をより速く探し出せます


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「きんちゃぼ」のチャット質問と回答

NDIソリューションズ社が提供する kintone 上で利用できる AI チャットボット「きんちゃぼ」プラグインは、人に話しかけるように問い合わせることで、指定したアプリ内で欲しかったデータを文字だけでなく、グラフや一覧も含めて回答してもらえます。きんちゃぼ がユーザーに代わって情報をスピーディーに探し出してくれるため、情報検索の手間が省け、簡単に必要な情報にたどり着くことができます。

3. アプリの作り方がわからない、どんな項目を配置すればよいかわからない

kintone を使い慣れるまでは、アプリの作り方やどんな項目を配置すればよいかわからず、時間をかけて調べながらアプリを作成している方もいらっしゃるのではないでしょうか?使い慣れている方でも、アプリ作成はできる限り効率化したいものですよね。

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「Associate AI Hub」の音声入力によるアプリ作成

ショーケース社が提供する kintone での業務をサポートする AI アシスタント「Associate AI Hub」プラグインは、音声入力による AI との対話でアプリを作成することができます。例えば、「議事録を管理するアプリを作って」と依頼すると、議事録アプリが作成され、「このアプリにはどんな項目があると良いですか?」と尋ねると、適切な項目を提案して自動で配置してくれます。


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「レポトン」の帳票アップロード~自動アプリ作成の流れ

既存の帳票フォーマットを用いて行っている業務を kintone アプリ化したい場合はソウルウェア社が提供する帳票プラグイン「レポトン」を使えば、現在使用している帳票を読み込むだけで、自動的にアプリを作成し、帳票に含まれる項目をアプリの項目として配置してくれます。
レポトンを活用することで、アプリの土台が自動で作成されて、その後は使いやすい形に調整するだけでアプリを利用開始できます。kintone を使い慣れる前であっても、アプリ作成にかかる時間を大幅に短縮でき、AI の提案をもとに適切な項目を配置できます。

4. JavaScriptでアプリをカスタマイズするには、専門知識やスキルが必要

kintone の標準機能ではできないことを実現したい場合、拡張機能のプラグインを使用するか、JavaScript というプログラミング言語で個別にカスタマイズする必要があります。JavaScript のコードを書くためには専門知識やスキルが必要なため、部門担当者だけでは対応できず外部のベンダーに依頼することがありますが、時間とお金がかかります。

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「Associate AI Hub」の音声入力による JavaScript カスタマイズ

前項でも紹介したショーケース社が提供する「Associate AI Hub」プラグインは、本来 JavaScript を使用してカスタマイズが必要な部分も、音声入力による AI との対話で JavaScript ファイルを生成し、カスタマイズをおこなうことが可能です。

JavaScript を使用したカスタマイズが容易になることで、今までは実現できなかった細かい要望も自身で実現でき、kintone をより自分たちの業務に合わせて活用できます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

本記事を通して、AI を組み合わせて kintone をさらに使いやすくするアイデアを思い浮かべて、チャレンジしてみていただけると嬉しいです!

kintone × AI についてもっと知りたい方は、『AI を組み合わせて kintone の活用の幅をさらに広げよう!kintone × AI の関連情報をまとめてご紹介!』をチェックしてください!


※本記事は2024年4月時点での内容で執筆しています。
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