桑原商事
- 【業務内容】
- 発電所向け機材、鉄道資材、一般産業用資材、水処理機器などを扱う商社
- 【利用用途】
- 営業担当の日報プラットフォーム
昭和48年、火力発電所の保修用品を主体とした商社として発足した桑原商事。
現在は、他業種へも幅を広げ、九州全域の飲食店やホテル、食品会社等、地元大手企業との取引を幅広く行っている。
全社員の半数以上を占める営業担当の日報プラットフォームにkintoneを採用することで、コストを1/4程度に削減できたという。
kintone採用のポイントを、代表取締役社長 桑原 大輔氏と、取締役 荒井 孝二氏に伺った。
桑原商事では、長年営業日報のプラットフォームにNotesを利用していた。
2014年のWindows XPサポート終了に伴い、パソコンのOSを入れ替えると、Notesもバージョンアップする必要があることが判明。 NotesのバージョンアップとOS入れ替えを行うと数百万の費用が必要だった。
しかし、Notesは自分たちでカスタマイズすることも出来ず、使いこなしている状態ではないため、数百万のコストをかけるメリットを見いだせなかった。
そこで、従来よりネットワークや複合機、パソコンなどの機器全般の購入を委託しているリコージャパン株式会社の安留氏へ、Notesに代わるサービスはないか相談した。
なるべく今までの日報運用を変えずに、将来的にはモバイルでも利用できるサービスとして、リコージャパンの安留氏が提案したのが「kintone」。
さっそく導入担当の荒井氏が1ヶ月無料で試用したところ、わずか30分で従来の日報に似せたシステムを作成できた。 しかも、費用はOS入れ替えを含めても100万以内に収まった。
また桑原商事で利用していたNotes環境では、標準でCSV等による情報の書き出しが出来なかったため、費用対効果を検討した結果、過去の日報は移行せず、新しいもののみ「kintone」に登録していく形で運用を開始することを決めた。
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