kintoneで人生が変わったエバンジェリストのおすすめする連携サービスとは?

kintoneで人生が変わったエバンジェリストのおすすめする連携サービスとは?

今月連携サービスをご紹介いただくのは?

kintone エバンジェリストのメンバーが、おすすめする連携サービスを定期的にご紹介していくこの連載。今月は、長井 祥和さんにkintoneのおすすめ連携サービスをご紹介いただきます。それでは長井さん、お願いします!✨

kintone エバンジェリストとは?
あふれんばかりのkintoneへの愛と豊富な知識や経験を持ち、kintoneのあらゆる可能性をオープンな場で、公開・発信し続ける 個人を対象にサイボウズが公認した方です。(詳しくはこちら

自己紹介

kintone エバンジェリストの長井 祥和です。Xでは「@akvabit」という名前で活動しています。 
私が経営している合同会社アクアビットは業務の9割5分がkintoneシステム開発の仕事です。kintoneが全く絡まない仕事はほとんどなく、普段の仕事はkintoneを軸にSaaS/PaaS連携やkintoneカスタマイズ、要件定義や研修講師にいたるまで、いわゆるSIerと呼ばれるシステム導入に関わるありとあらゆる仕事に関わっています。
リモートワークが主体ではありますが、一部のお客様にはお伺いして伴走支援も行っています。 

kintoneの好きなところ

kintoneの好きなところは、人生を変えてくれるところです。 

人によって人生はいろいろありますから、kintoneによって人生が変わるとは一概には言えません。ですが、私の場合は確実に変わりました。
また、私の周辺のkintone界隈の人々の多くは、kintoneによって人生が変わった人が多いはずです。 

たかがツールにおおげさな、と思われるかもしれません。
ですが、kintoneは業務を変えるだけのツールではありません。働き方を変えます。働き方が変わった人たちがkintoneコミュニティに飛び込むことで、働く先まで変わった。そんな人を何人も見てきました。 
かく言う私も、常駐SEとしての働き方から脱し、起業を果たしました。人生が変わりました。
人によって働きやすいスタイルはそれぞれです。正解はありません。 

もし今、自分が望む働き方ができていないとすれば、kintoneは自分の望む道へ至る道を拓いてくれる。それが私の好きな理由です。 

kintoneプラグインを活用する理由 

私はkintoneにはリリース前から関わっています。経験が長い分、多くの失敗をしてきました。 

例えば、システムを自分作れてしまうから自作する。これも失敗の一つです。
まだkintoneにプラグインがなかったころ、帳票を出すためにExcelのVBAマクロを使って帳票を出していました。
それもあって、私がプラグインを活用する時期は遅く、数年前まではほとんどのkintoneカスタマイズはJavaScriptやPHP、そしてVBAを使ったプログラミングで対応していました。案件が増えて多忙になった今になり、あわててプラグイン活用に舵を切りました。 

とはいうものの、なまじ開発ができてしまうため、プラグインの限定された機能に飽き足らないこともままあります。
例えば帳票系のプラグインの場合、凝った帳票や運用上で統合を求められる帳票など、帳票のカスタマイズが欲しくなるケースがしばしばあります。 
 

おすすめの連携サービス

そんな私のおすすめする連携サービスは、オーサムジョブ社の帳票出力サービス「k-Report」です。 
「k-Report」の機能については、先日、本連載にて小堀さんからご紹介があったので、基本的な機能の紹介は割愛します。 


小堀さんの記事こちら

私からは「k-Report」APIについてより詳しく紹介したいと思います。

k-Reportは、プラグインの機能自体を外からAPIを介して操作することができます。 

例えばAアプリにボタンをJavaScriptで設置し、そのボタンを押すとAアプリの該当レコードの帳票に加え、関連レコード先の別アプリの情報が反映
された帳票を連結して出力するということもできます。 
ボタンを押すと呼び出されるPHPのスクリプト内には、別アプリの帳票として設定されているk-Reportの帳票を呼び出し、PHPの中ではその二つの帳票を連結するのです。 
さらに、それを任意のアプリのレコードに添付ファイルとして出力することもできます。 
 
具体的な例としては、個別請求書と一括請求書が別々のアプリで出す運用になっている場合です。 
データの管理単位を別々にしなければならない場合、このように別々のアプリでデータを管理し、それぞれから帳票を出すしかないケースは往々にあり得ます。 
このような場合に、個別請求書と一括請求書を結合して出す必要が生じた場合にこのk-ReportのAPIは威力を発揮します。 

請求書出力改善図.drawio.png

上の例は2アプリですが、同じカスタマイズを駆使すれば、3アプリ、4アプリに散在するそれぞれの帳票を連結し、出力することもできます。 
それぞれの帳票はk-Reportの帳票デザイナを活用することで、簡単に作成できます。その上で難しい帳票の結合処理はAPIを活用する。
それによって、例えば帳票作成やメンテナンスはお客様にゆだねてしまい、結合の部分はシステム開発会社が担う。そんな作業分担もできます。 



k-Report の詳細はこちら
k-Report 開発者向けの詳細はこちら
(外部サイトに移動します)
 

注意点 

ただし、できる限り標準機能でできることは標準機能でまとめましょうね。 
k-Reportは標準機能も充実しているので、まずは標準機能でできることを学んでいきましょう。 
 
なお、k-ReportのAPIを利用するには別途お申し込みが必要です。 

おわりに

長井さん、ありがとうございました!今月のおすすめ連携サービス紹介はいかがでしたか?  

kintoneで人生が変わったと言ってくださった長井さん。 
「k-Report」 のAPI活用例、そして最後には標準機能を学ぶ大切さにも触れていただきました! 
「k-Report」のさらなる活用をお考えの方にとって、参考になる記事だったのではないでしょうか✨ 

今回執筆してくださった長井さんについてもっと知りたい方はぜひ、kintone エバンジェリスト公式HPのプロフィールから、発信媒体などをチェックしてみてくださいね!  
  
▽kintone エバンジェリスト 公式HP 長井さん個人ページ
https://www.kintone-eva.cybozu.co.jp/nagai-yoshikazu 
 
それでは、来月のおすすめ記事もお楽しみに!  

※本記事は2023年12月時点での内容で執筆しています。
最新の情報はkintone拡張機能ページ内から、各連携サービス詳細ページご覧ください。